2023.12.23 補助事業

2024年は子育てエコホーム支援事業！

こんにちは！栃木県那須塩原市、那須町、大田原市　を中心として　自然素材を使った本当に暖かい、高断熱高気密で耐震等級３の注文住宅を建てている那須林産工業です。
本ウェブジャーナルでは、家づくりに役立つ情報をお伝えいたします。今回は、令和6年度も続く新築、リフォーム向けの住宅補助事業「子育てエコホーム支援事業」の概要となります。
制度的には、昨年の「こどもエコすまい支援事業」の後続事業となり、ほぼ同じ内容となりますが、異なる点を中心にお伝えさせていただきます。

１．「子育てエコホーム支援事業」とはどんな事業

エネルギー価格高騰の影響を受けやすい子育て世帯や若者夫婦世帯による”高い省エネ性能を有する新築住宅の取得”や”住宅の省エネ改修等”に対して支援することにより、子育て世帯・若者夫婦世帯等による省エネ投資の下支えを行い、2050年カーボンニュートラルの実現を図ることを目的として、補助金を交付する補助事業です。
つまり、新築は、子育て世帯や若者夫婦世帯のみが対象となります（リフォームは全世帯対象となります）。
さらに、2050年のカーボンニュートラルの実現を図るための投資であるということが明示され、”高い省エネ性能を有する新築住宅の取得”や”住宅の省エネ改修等”が補助対象とはっきりと省エネに対する投資であることが示されました。

↓カーボンニュートラルの実現に関するブログ、ご参照ください↓

https://ameblo.jp/nasurinblog/entry-12832904562.html

尚、2023年11月2日以降に対象工事に着手したものが補助対象となります。もう始まっている事業なんです。
また、予算規模が昨年よりさらに大きくなり2100億円と大きく、昨年、「過去最大では！？」と話題となった支援事業を軽く超えました。かなり大型の補助事業となります。

国土交通省発表の事業概要はこちら↓

https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/content/001710816.pdf

２．昨年の「こどもエコすまい支援事業」と異なる点

昨年の住宅支援事業とほぼ同様の後続内容となりますが、異なっている点も多少あります。それでは、前年と今年の異なる点から確認していきましょう。

【前回の事業と異なる点】

（１）予算規模
前回：1709億3500万円（当初は1500億円だったが、増額された）　→　今回：2100億円

（２）新築の場合の補助対象住宅とその補助額
［前回］
①ZEH、Nearly ZEH、ZEH Ready または ZEH Oriented（強化外皮基準かつ再エネを除く一次エネルギー消費量▲20％に適合するもの）
②認定長期優良住宅、認定低炭素住宅、性能向上計画認定住宅（令和4年10月1日以降に認定申請をしたもの）
補助額：一律 100万円

　　　↓↓
［今回］
①長期優良住宅　・・・　100万円／戸
②ZEH住宅（強化外皮基準かつ再エネを除く一次エネルギー消費量▲20％に適合するもの）・・・　80万円／戸

（３）リフォームの場合の補助対象工事
以下、資料画像の通り、赤文字の「窓、ドア、その他エコ住宅設備など」の補助額の一部がアップされています。
補助額自体も最大20万円ですが条件によって60万円までと、世帯条件や改修の性能により補助額の上限が異なります。

３．補助金を確実に受けるために必要な確認

・注文住宅新築又は新築分譲住宅の購入の場合は、対象世帯であるかが重要です。
補助対象世帯：18歳未満（年齢は令和5年4月1日時点）の子を有する子育て世帯、又は夫婦のいずれかが39歳以下（年齢は令和5年4月1日時点）の若者夫婦世帯
　※　但し、令和6年3月末までに工事着手する場合は、令和4年4月1日時点で、18歳未満の子を持つか、39歳以下であること。
リフォームの場合は世帯を問いませんので、対象工事であるかのみをご確認ください。

・2023年11月2日以降に対象工事に着手されていることです。これより前の着手は対象となりません。
・使用する製品がこれからメーカーが登録する対象製品であるかの確認が必要となります。
・工事を請け負う業者が登録事業者であるかも確認が必要です（前回の事業で事業者登録を行っていれば、自動的に登録事業者となります。弊社はすでに登録事業者となっております）。

まとめとして、今回もありがたいことに、お金での還元となります。使途は自由ですので、ローンの返済や教育費に回したり、さらに消費電力量を減らすために省エネ家電に買い替えたりと有効な使い道があるはずです。
ぜひ、住まいやリフォームは、長期優良住宅、ZEH、またはこれに匹敵するレベルの省エネ性能でご検討ください。その方が、補助額も多く、今後の暮らしも豊かで省エネとなり、お得です。

尚、弊社は、長期優良住宅、ZEHともに多くの実績があり、2023年12月現在も、UA値0.27（1次消費エネルギー削減率32％）のZEH及び長期優良住宅を建築中です。ぜひ、こうした省エネ性の高い住宅の中でも性能のより高い住まいをお選びください。

https://ameblo.jp/nasurinblog/entry-12818196342.html?frm=theme

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