2024.12.28 補助事業
2025年も継続！ リフォーム向け住宅省エネキャンペーン・補助金 情報
こんにちは！ 栃木県 那須塩原市、那須町、大田原市 を中心として 自然素材を使った本当に暖かい、高断熱高気密で耐震等級３の注文住宅を建てている那須林産工業です。
本ウェブジャーナルでは、家づくりに役立つ情報をお伝えいたします。今回は、3年目となるリフォーム向けの住宅補助事業である「先進的窓リノベ2025事業」を含む3省連携のリフォーム向け補助事業の概要となります。基本的には、前年・前々年を踏襲する内容となりますが異なる点も多いので、ご紹介させていただきます！
１．3省連携による住宅の省エネリフォームを支援する補助制度とはどんな事業
2023年より始まった環境省、国交省、経産省の3省が連携して、ワンストップで申請が可能な省エネリフォーム向けの補助事業です。
令和6年の補正予算で組まれ、前年同様の最大規模の補助事業（総額4,230億円）となります。
大まかな内容は、こちらをご確認ください↓↓
２．前年との変更点は、どんな点？
（１）先進的窓リノベ2024事業との変更点
・閣議決定日（令和6 年 11 月 22 日）以降に対象工事（断熱窓への改修を含むリフォーム工事全体をいう）に着手したものが補助対象
・内窓設置のS グレードは引き続き高額補助。 但し、A グレードは減額。外窓交換（カバー工法・はつり工法）の補助額は変更なし
・開口部の極小サイズが無くなる
・中高層集合住宅カバー工法 B グレードが廃止
（２）子育てエコホーム支援事業（リフォーム）からの変更点
・必須工事３種（開口部の断熱改修、躯体の断熱改修、エコ住宅設備の設置）の内、２種以上の工事を行った場合に補助対象 となる。
・世帯を問わず対象工事を実施するリフォームが補助対象 に変更（子育て世帯等の世帯要件による補助額増加はなくなりました）
・賃貸住宅や、買取再販事業者が扱う住宅も対象
（３）給湯省エネ2024事業からの変更点
・ヒートポンプ給湯器、ハイブリッド給湯器、家庭用燃料電池などすべて基本的に減額、但しインターネットに接続可能で、天気や日射量に連動したり、CO2排出量が少ないものは例年並み
・上記に合わせて、蓄熱暖房機または電気温水器の撤去がある場合は、その分補助額が上乗せ（但し、前年よりも減額）
３．新たに加わった制度背景
皆さまにとって2024年とはどんな年だったでしょうか？
11月22日には「国民の安心・安全と持続可能な経済対策」が閣議決定されました。国民の安心・安全と持続可能な・・・という文言には以下の背景があるようです。
地球温暖化の影響でしょうか、異常気象により自然災害が重なり、災害級の酷暑が日本の夏を襲いました。
さらに、日々のニュースでも聞かれると思いますが、最近の強盗犯罪が凶悪化しています。今までは、人がいない隙を狙う手口だったものが、逆に人がいるときを狙う侵入強盗が横行し、その際に暴行や殺人等の凶悪犯罪も行われるようになりました。
４．省エネと防犯に寄与する窓＆ドアリフォーム
以上のような凶悪犯罪に出会わないためには、やはり住まいの防犯対策が望まれます。
LIXILさんが用意してくれたスライドでが、、このように、窓に内窓を付けることで、窓が二枚＝ロックが2重になります。さらに、外窓交換を行うと標準装備でロックが２つついています。またオプションで防犯合わせガラスを選択し、より防犯性を高めることも可能です。
なんと、この玄関ドアの施錠忘れによる侵入が7割とのこと。玄関ドア交換も先進的窓リノベ2025事業に含まれていますが、玄関ドア自体を現行販売されているものに変えることで、標準でピッキングに強い錠となります。かつ、電子錠を選択すれば、外部からアプリで施錠の確認でき、締め忘れなどの”うっかり”に対応できるそうです。
先日、2024年キャンペーンを利用して玄関ドアのカバー工法を行わさせていただきました。以前の鍵は最もピッキングされやすい錠で、ドア下部の隙間は1㎝程。風だけでなく、、枯れ葉や虫、さらに言うならば泥棒さんも侵入しやすい玄関ドアでした。ドア交換を行うことで、隙間のないぴっちりとしたドアにディンプルキーが２つ。少し、お施主様も安心されたそうです。
ということで、まずは省エネ、住まい自体の性能アップを目指しつつも補助金を得て効果的なリフォームを行っていきましょう！
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