2025.08.26 家づくり
とっても大切な木工事の休憩時間

こんにちは! 栃木県 那須塩原市、那須町、大田原市 を中心として 自然素材を使った本当に暖かい、高断熱高気密で耐震等級3の注文住宅を建てている那須林産工業です。
本ウェブジャーナルでは、家づくりに役立つ情報をお伝えします。
今回は、主に大工工事に現場の職人さんがとる休憩時間についてお伝えします。木工事中の現場休憩は少し独特です。でも、現場監理上、とても大切な役割を担っています。よろしければご参考になさってくださいね!
1.木工事現場での一日のスケジュール
新築工事は主に、基礎工事や屋根、外壁工事、設備工事、仕上工事など何十種もの工程を経て仕上がっていきますが、一番多く期間を設けるのが大工が行う木工事です。土台敷きから始まり、建方を含む構造体の施工、弊社ではパネル工法であるので断熱及び気密施工、床張りや棚などの工事も含めると約2ヶ月強と長い期間、現場にて大工が何等かの作業をします。その間、以下の通り1日3回、休憩を取ります。
10:00~10:30 ・・・ 30分の午前休憩
12:00~13:00 ・・・ 1時間のお昼休憩
15:00~15:30 ・・・ 30分の午後休憩
ちなみに新築現場では、現場入りは8時前後と早いことが多いです。その後、8時~8時半ぐらいから作業を始め、5時ぐらいで現場を後にします。但し、日が落ちるのが早い冬は少し前倒しして作業したりと臨機応変に対応しています。

2.この休憩が重要な理由
この休憩は、体力仕事でもあり危険作業を伴う建築現場において、職人が集中力を持って作業を行い、安全に作業を進める上でもとても大切な休憩です。特に夏場は熱中症予防も含めた体調管理のためにも重要で、水分補給も兼ねています。と同時に、仕事に夢中になっていると忘れがちなトイレ休憩や体力仕事で不足しがちなエネルギー補給も重要です。とにかく、身体のメンテナンスを行い、その後の仕事への集中力の維持と労災予防に努めてもらいます。

お昼は1時間休憩なので、前半30分でお昼ご飯を食べて、30分ぐらいを昼寝の時間に充てる職人さんも多いです。これも身体を休め、午後の仕事の集中力を維持するために大切なことです。どうか皆さん、サボってるとは思わないでくださいね。
3.現場確認や打合せはなるべくこの休憩時に
我々が大工さんと打合せや現場確認、見学する場合も、なるべくこの時間に合わせて現場を訪れます。工事が停止しているので、工事の進行を妨げないからです。また、現場内は工具類が動いているとかなりの騒音なので、話をしやすいということもあります。
図面を持っていきながら、余った木材をメモに大工さんと細かい納まりを確認していく、、注文住宅ならではの現場風景です。

お施主様にも、現場をご覧になる場合はなるべくこの時間にいらしていただくと、比較的安全でご見学しやすいです、とお伝えしています。現場に入る際は、弊社か職人さんに一言かけていただき、危ない場合は立ち入らないでいただければありがたいです。
【弊社がナビゲーターとなり、那須塩原市で撮影された動画です。ぜひご覧になってください】

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