那須林産工業株式会社

2023.05.2 間取り&インテリア

やっぱりあると嬉しい、ランドリールーム実例 5選!

こんにちは! 栃木県 那須塩原市、那須町、大田原市 を中心として 自然素材を使った本当に暖かい、高断熱高気密で耐震等級3の注文住宅を建てている那須林産工業です。
本ウェブジャーナルでは、家づくりに役立つ情報をお伝えいたします。

さて、今回の記事は、ランドリールーム! 私がこの業界に入って約16年、お客様のライフスタイルやご要望、家づくりの常識は変化し、本当に間取り自体が変わってきました。
その中でも独立型のランドリールームのご要望は高く、いろいろなタイプが出てきています。

FPの家は、第三種換気が主の高断熱高気密住宅で、冬は湿度がとても低くなります(第一種換気のご採用も可能です)。なので、冬の室内干しは、湿度調整に役立つので、積極的に干してくださいとお伝えしています。

それでは、共働きのご家庭ではもう必須のご要望と言っても良いランドリールームの実例紹介をさせていただきます。

1. 1.8帖で最大限の干し量を確保したランドリールーム

昇降式や可動式のハンガーパイプが人気だが、市販のポールを使ってがっつり固定式で作っても安心感がある。建築士としてはこれが好きだ!

総2階で31.5坪と限られたスペースで最大限の容量をとるべく、お施主様と工夫して考えたランドリールームです。実は、自分の中で一番評価の高いプランなんです。

コンパクトですが、長手方向に2m超のポールを渡し、縦にポールを入れ、片方に横に一段ポールを入れると収容量が増えます。さらに、反対方向にはホスクリーンという天井付けの可能物干しを入れ、ポールを追加できるようにしているので、ご家族4人分は楽に干せるぐらいの容量があります。

また、奥には、造作棚を設け、畳むスペースを設けています。また、物干し関連のグッズが置ける棚やアイロンがけができるようコンセントなども設けています。

2.キッチンに直結し、ファミリークローゼットにつながる可変性も考えた4帖のランドリールーム

白くて清潔な空間が素敵なランドリー、合理的な考え方のお施主様でした!

共働きで、洗濯物の量も多いご家族。しかも、調理も含めてほぼ夫婦が同じ負担で家事を行うので、ストレスのない動線、広さが欲しいというのが一番のご要望でした。また、土日も仕事が入る場合もあり夜に屋内で靴も遠慮なく洗えるよう、スロップシンクもご要望でした。

実は、2012年の施工例、この時代にファミクロをご要望されたお施主様は本当に先見の明あり!

効率的に家事が行えるように、キッチンから直結した位置に設け、また、もう一方向にも出入り口を設け、ファミリークロークにも向かうことができるよう、プランニングしました。普段は引き戸を開け放しておけばをストレスなく行ったり来たりできます。廊下を挟んで洗面所やお風呂、トイレ等の水回りエリアにも行けるのもポイントです。

元々は棚も設計していましたが、結果的に、上部に取り外し可能な物干しポールを4本付け、2本の物干しポールが渡せるよう、シンプルな形に落ち着きました。

4帖あるので、今は、お子さんが小さくて洗濯物に溢れていますが、後々夫婦二人となった時に、他のスペースにすることができるよう、可変性を残しておこうということになったのです。
こういった後々の可能性を考えてのプランニングも大切ですよね!

3.洗面所とリビング、また外への行き来も考えた2.75帖のランドリールーム

もう見るからに空気が美味しそうな、那須の施工例です!

那須でご夫婦二人で落ち着いた暮らしを実現されているお施主様。
洗面所で出た汚れ物を、直結しているランドリーに持っていき、洗濯できるようにプランニングしています。もちろん、天気が良い日は外干しできるよう、勝手口も設けました。

ご夫婦二人の生活ということで、そこまで洗濯物はなく、掃除用具の収納にも活用されているようです。動線はこちら↓↓

周辺に全く民家のない立地のため、透明ガラスで勝手口から見える景色も楽しまれているようです。
床はタイル貼り、天井は板貼りという点も、インテリア的に素敵ですね。

4.1室で洗う、干す、畳むを完結させた3帖のランドリールーム

木製トリプルサッシを見逃さないあなたは、高断熱高気密に詳しいでしょ!?
そうです。 ランドリーにもぬかりなく良いサッシを使ってるのもポイントです。

共働き世帯のための、ランドリールーム。天井には2本の昇降物干しがあり、家族4人分の洗濯物をしっかりと干せるよう計画しています。また、小さなお子さんの汚れものや靴も、洗ってすぐ洗濯機に入れることができるようスロップシンクも計画しました。
奥には収納も兼ねた腰高のカウンター。ここで取り込んだ洗濯物を畳んで仕分けして、各室にしまいます。

この一室で、洗う、干す、畳むまでを行うランドリーに特化した部屋です。しかも、部屋の位置は、脱衣室の向かいなので、とっても便利ですよね!

5.極力たたまないランドリールーム+クローゼット

最後の実例は、最近人気のハンガー収納を活用した、極力、畳まないランドリールーム兼クローゼット。

約4帖のスペースをフルに使い、片面にはカウンター収納、その上部には物干しハンガー。カウンター収納の下には既製品の引出し収納が入れられるようになっています。
さらに背面には、クローゼット。乾いた衣類をハンガーごと移動させれば完結するようになっています。
背面収納は一間幅(約1.8m)ですが、ここは衣類にこだわりのない男性陣(旦那様+男児:一年中、Tシャツ(又はロンT)+ズボン×3~4セット)の衣類を主に収納しているそうです(笑)。

6.まとめ

実例はまだまだあるのですが、弊社で作った代表的なランドリーをまとめてみました。いかがでしたでしょうか? どの動線を取るか、本当に千差万別ですよね。 

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