那須林産工業株式会社

2023.04.19 家づくり

お庭の雑草対策の定番! 防草シート+砂利敷きの8年後は!?

こんにちは! 栃木県 那須塩原市、那須町、大田原市 を中心として 自然素材を使った本当に暖かい、高断熱高気密で耐震等級3の注文住宅を建てている那須林産工業です。
本ウェブジャーナルでは、家づくりに役立つ情報をお伝えしています。
ここ県北も4月に入り、すっかり暖かくなってきました。お庭をお持ちの方は、そろそろ雑草対策をしておかないと夏には大変なことになってしまいます。雨期前に一度、除草剤を撒くか、、除草剤が嫌な方は、根が深くならないこの今の時期に一度草取りをしておきましょう。

さて、今回の記事は、那須塩原でのお庭づくりの定番ともいえる雑草対策「防草シート&砂利敷き」の8年後の忌憚なき姿を、まずはお見せします。そして、その8年後をどうリカバリーしていったかも、お伝えします。ぜひ、雑草にお悩みの方はご参考になさってくださいね!

1. 防草シート&砂利敷きしても、8年後は雑草が生えた!

弊社の前庭ですが、8年前に建築と合わせた外構の実例として施工しました。

多くの地表面を防草シート&砂利敷きとし、植栽部分を減らした、お手入れ楽なプランとしています。ロックガーデンやグラベルガーデンを意識して部分的に作り、大谷石や芦野石など、地産地消の自然素材をサンプル的に採用したナチュラルガーデンにしました。

こちらが施工当時の姿。美しい砂利、そして一本も雑草は見えません。この姿、4年ほど続きましたが、5、6年ごろから砂利敷き部分にちらほらと雑草が。そして、8年後の現在は・・・

びっしりと地際から雑草が生え、境界がわからなくなってきました。
但し、雑草が生い茂っているのは地際の部分が多く、中央部分は余り生えていません。草丈も低く、成長が抑制されているのが伺えます。防草シートの効果がまだ活きているんです。

しかも、雑草はひょろひょろしていて、比較的抜きやすいのも特徴です。
8年経った今でも防草シートは、敷かないよりは絶対敷いた方が雑草対策になっていると断言できます。

2.砂利と見えても土だった、はて、その土はどこから??

今回、確認の意味でシャベルで掘ってみると衝撃の事実が発覚しました。

雑草がたくさん生えている部分を掘ってみると、砂利と見えて、ほぼ土でした。
これじゃあ草も生えるよね、、と思わず納得です。この多くの土はどこから・・・と思いますが、

弊社は、北道路を挟んで広大な農地に向かってこの庭が面しています。那須連山から吹き降ろす強烈な風に前面の広大な農地からの細かい土が運ばれて、この砂利の下に8年間、蓄積していったようです。

3.防草シートのおかげでリカバリーが楽

原因がわかれば、対処方法は楽です。幸いなことに、この防草シート、きちんと耐久性の高いものを選んでおきました。よって、防草シートを突き抜けて生えてきている雑草はなく、防草シートも劣化しておらず健全でした。
ということで、少しずつ砂利交じりの土をさらい、ふるいにかけて、土と砂利を分け、砂利のみ元通りに戻す作業を続けました。

すると、まぁきれい! ほぼ元通りの状態に戻っていきました。
小一時間ほどで、半分ぐらいの土が除去できました。

4.まとめ

ここ那須塩原エリアは、分譲面積が80坪から100坪が人気となっています。親御さんの土地を譲られる場合は、100坪越えはざらです。広い土地なため、狭小地より建築施工は楽で、しっかりとお庭もとれるのですが、当然ながら面積が広い分、外構費用がかさみます。
駐車場も2~3台、多くて4台分等計画するので、この台数分の土間コンクリート打ちをするだけでもかなりの高コストです。
よって、その他の広い敷地をなるべくコストを落とすとすると、、北側や西側の敷地は、どうしても防草シート&砂利で、最低限の地業とします。防草シート敷きの砂利は、DIYでも施工可能なのでさらに費用も抑えることも可能なのです。

ということで、弊社の外構提案でも多用しています。念のため、お客様には、砂利と防草シートの間に草が生えることもあります、、とご説明はするのですが、8年経ってこんなに生えるとは・・・と私自身びっくりしました(笑)。
まぁ、周囲がほぼ農地で北風が吹き荒れるエリアの特性ということもあるのでしょう。

ということで、本記事のまとめとしては、以下の通りです。


  • DIYでも施工可能な防草シート+砂利敷きは、雑草対策や外構費削減策として有効。ただし、時間の経過やエリアによっては、砂利と防草シートの間に土が入り、雑草が生える可能性はある
  • 耐久性が高い防草シートを選べば、かなりの期間、雑草の生育を抑制できる
  • たとえ雑草が生えたとしても、雑草の根は防草シートの上なので、浅く、抜きやすい
  • 防草シートの上の体積した土を除去すれば、ほぼ元通りの防草シート+砂利敷きに戻る

さて、最後に宣伝です!

弊社は建築と共にお庭の計画・施工も行っております。ぜひ、自然素材を重視した、建物のデザインに合った外構をご要望の方はお問合せくださいませ。

住まいと共に、施工した庭。地元の大谷石や塀には八溝杉を使用。なるべく地産地消を心掛けている。

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